「飼葉桶に寝かせた」
「男子の初子を産んだ。そして、その子を布にくるんで、飼葉桶に寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」
新約聖書 ルカの福音書 2章 7節
万物の創造主、全知全能である唯一の神の子イエス・キリストは、最初のクリスマスの日に以上のようにお生まれになられたと聖書に書かれています。神が人となり、天国を去りこの世に来られ、栄光を捨ててこのような生まれ方をなされたことは非常に不思議なことです。
「キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。」
新約聖書 エペソ人への手紙 2章 6~8節
義のキリストが罪人の十字架に掛かられ、いのちの神が死に渡されたのは、さらに不思議なことです。しかし、最も不思議なことは、神が私たち人間のためにこれらのことをなされたことです。
「実にキリストは、私たちがまだ弱かったころ、定められた時に、不敬虔な者たちのために死んでくださいました。正しい人のためであっても、死ぬ人はほとんどいません。善良な人のためなら、進んで死ぬ人がいるかもしれません。しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。」
新約聖書 ローマ人への手紙 5章 6~8節
神様の義の基準から的外れである私たちの罪深い心は、キリストがお生まれになられた時に寝かされたあの汚い飼葉桶のようなものです。罪のないキリストが十字架で死なれたのは、私たちの罪のためであったのです。さらに、キリストは復活され、今も生きておられます。ご自分の名を唯一の救い主として信じ受け入れる者には皆、罪の刑罰である魂の滅びから救い、私たちの飼葉桶のような心に住まれ、死後には天国に迎え入れて下さると聖書は約束しておられます。
「なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われるからです。『主の御名を呼び求める者はみな救われる』のです。」
新約聖書 ローマ人への手紙 10章 9,13節
今、神様からの不思議で最高なクリスマスプレゼントであるイエス・キリストを信じ、受け取りませんか。